2015年5月17日日曜日

Let's Note RZ4にdebianをインストール後、実現できていないものリスト

・HOLDモード設定
・バッテリー制御
    上記2つはWindows上でできているユーティリティを動かしたい所だが多分無理だろうなぁ
    Windows上で設定すればLinux上でも同じ設定で動作するので、今のところはこれで我慢。

・Miracast(Intel Wi-Di)
    まぁこれも無理だと思う。
    Windows8.1でも動かせてないし....
    というか、RZ4はIntel純正のグラフィックドライバをインストールしようとするとエラーになる。
    と言うわけで半分諦め

*** 2015.05.17追記***
Windows8.1環境は無事動作したのを確認
Virtualboxをアンインストールしたら動作するようになった。
Virtualboxは仮想ネットワークとかインストールするから、その辺が問題なのかも
*** 追記終わり ***

2014年10月26日日曜日

Let's note CF-RZ4にインストールしたdebianの設定関連

(1) Wifi関連
現行のfirmware-iwlwifiを使用して無線接続すると頻繁に接続が切れる。
色々試してみたが以下の設定が一番安定している感じ。
/etc/modprobe.d/iwlwifi.confを新規作成し、以下を記述
options iwlwifi 11n_disable=1
options iwlmvm power_scheme=1

設定後再起動すればOK。
(ちなみに802.11nおよび省電力を無効にする設定)

**2015.01.02追記**
上記設定でもやっぱり不安定...
というわけで現状はUSBのWifi使っています(笑)
**追記終わり**

**2015.03.28追記 **
気づいたら動くようになっていた(笑)
ただ、電波が弱くなるとすぐ切れちゃう様で、
ルータからの距離が近くないとダメ
**追記終わり**

**2015.05.17追記**
firmware-iwlwifi のバージョンを0.44にしたらすごく安定している。
現状は不安定版(sid)なので何か問題があるかもしれないが...
**追記終わり**

(2) グラフィックドライバ関連
vainfoで確認するとドライバーが見つからずにエラーとなっている。
おかげでウィンドウの移動ももっさり。
(Youtubeは1080pでも普通に見れるけど。CPUの恩恵かな)
今後のupdateに期待。

**2015.03.28追記**
i965-va-driverおよびxserver-xorg-video-intelを開発用リポジトリ
(experimental)のものを使用すると正常動作する
**追記終わり**

(3) 音声関連
Youtubeを再生してみる限り、alsaでは音が出ない
pulseaudioをインストールして音が出ることを確認

(4) Caps lockをctrlキーに割り当て
 /etc/default/keyboardを編集。
XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

(5) その他キー割り当て変更
~/.Xmodmapを新規作成。
自分の設定は以下。
keycode 49 = Escape
keycode 100 = Next
keycode 101 = Prior

(6) ThunarでWindows共有
以下のパッケージをインストール
python-smbc
gvfs-backends
samba-common
samba-common-bin
winbind

(7) 画面の回転
xinputをインストールして以下のコマンドでできる。

正面
xrandr -o normal  ; xinput set-prop "デバイス名"  'Coordinate Transformation Matrix'  1  0  0  0  1  0  0  0  1
左90°
xrandr -o left    ; xinput set-prop "デバイス名"  'Coordinate Transformation Matrix'  0 -1  1  1  0  0  0  0  1
右90°
xrandr -o right   ; xinput set-prop "デバイス名"  'Coordinate Transformation Matrix'  0  1  0 -1  0  1  0  0  1
反転
xrandr -o inverted; xinput set-prop "デバイス名"  'Coordinate Transformation Matrix' -1  0  1  0 -1  1  0  0  1

デバイス名はxinputコマンドで表示される名称。
eGalax Inc. XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX と表示されているもの。

Windowsキー(画面上部ボタン)で回転したい場合は以下のシェルスクリプトをホットキーに割り当て

 #!/bin/bash

if [ -e /tmp/rotate.dat ]; then
    rm -f /tmp/rotate.dat
    xrandr -o normal
    xinput set-prop "デバイス名"  'Coordinate Transformation Matrix'  1  0  0  0  1  0  0  0  1
else
    touch /tmp/rotate.dat
    xrandr -o right
    xinput set-prop "デバイス名"  'Coordinate Transformation Matrix'  0  1  0 -1  0  1  0  0  1
fi

上記設定で正面と右90°を交互に切り替えている。

ホットキーは 設定>キーボード>アプリケーションショートカットキー から設定。
(Xfce4の場合)

** 2015.07.12 追記**
バックライトの輝度調整ができなくなっていたので、 /usr/share/X11/xorg.conf.d/20-intel.conf
を追加。
内容は以下。
Section "Device"
   Identifier "card0"
   Driver "intel"
   Option "Backlight" "intel_backlight"
   BusID "PCI:0:2:0"
EndSection
** 追記終わり ** 
 
** 2016.03.19 追記 **
前々からXfce4のタスクバーに表示されるUIMツールバーのアイコン描画が変だったので調べてみた。
どうやらGTK+3のツールバーを使っているのが悪いらしく、GTK+2だと綺麗に描画できた。
rootで以下のコマンドを実行
update-alternatives --config uim-toolbar
コマンド実行後、/usr/bin/uim-toolbar-gtk-systrayが表示されている番号を選択し再起動。
** 2015.07.12 追記**
 

** 追記終わり ** 

** おまけ **
・設定ファイルが残っている削除パッケージを一括削除
dpkg --list | grep "^rc" | cut -d " " -f 3 | xargs dpkg -purge
** おまけ終わり ** 



Let's note CF-RZ4にdebianをインストールする際の覚え書き

プリインストールされているWindowsとLinuxでデュアルブートすることを前提とした覚え書き

(1)Windows側事前準備
・回復パーティションをUSBメモリーに移動
・可能ならば Cドライブのパーティションを縮小する(空き領域をdebianで使用)

(2) Debianインストールメディア準備
・i386ではUEFI bootできないのでamd64を使用
・Wheezy(6.0 stable)では有線LANが認識できないようなので、debian weekly build(Testing)からnetinst CDのisoを取得してそいつでbootする

(3) Debianインストーラのboot
BIOSでfast bootおよびsecure bootを無効にして再起動。
再起動後F2で再度BIOSに入り、Debian cdを指定してbootするようにする。

(4) インストール
得に問題なくできると思う。grub-efiも普通に入る。
再起動後、再度BIOSに入りEFI bootの優先順位でdebianを最初にするように設定
grubが起動してdebianとwindowsが両方表示されていればOK

debianでもHOLDボタンが普通に効いたのはちょっと感激。
360度回転させてタブレットモードにしても自動でHOLD効くし。
(Windows側でできるHOLDボタン設定ユーティリティとの関連は不明)

別の記事にも書いているが、Wifiとグラフィック関連以外は動作良好。


2012年5月19日土曜日

Thinkpad x200sにdebianをインストールした時の諸設定メモ


題名通り個人的な備忘録で。
Xfce4をウィンドウマネージャとして使用しているが、そのへんの設定は省略。
(ていうか壁紙以外特に変更していない)

(1) 無線LANドライバインストール
firmware_iwwifiをインストールすれば終了。
ちなみに、network managerは使用せずにwicd使ってます。

(2) トラックポイントの設定
縦スクロールを中ボタンでできるようにする設定。 
/usr/share/X11/xorg.conf.d/20-thinkpad.conf(新規作成)に以下の記述。
Section "InputClass"
    Identifier "Trackpoint Wheel Emulation"
    MatchProduct "TrackPoint"
    MatchDevicePath "/dev/input/event*"
    Driver "evdev"
    Option "EmulateWheel" "true"
    Option "EmulateWheelButton" "2"
    Option "Emulate3Buttons" "false"
    Option "XAxisMapping" "6 7"
    Option "YAxisMapping" "4 5"
EndSection
 
(3) CPUのコイル鳴き対策
CPUのディーパースリープモードが有効になっているとコイル鳴きをするらしい。
Windowsの省電力マネージャーには無効にする設定があるが、当然linuxには無いので自力で設定する。
・/etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX="processor.max_cstate=2"
update-grub2してから再起動すれば良いはず。
 
(4) SSDのTrim有効にする
効果がいまいち把握できていないんだが一応設定済み。
手順は以下
・ファイルフォーマットをext3からext4に変換する。 
Trim有効にするにはext4にしないとダメ。 
debianのsqueezeからインストールしていると大抵はext3のはずなので...
変換方法は以下。
tune2fs -O extents,uninit_bg,dir_index <デバイス名>
e2fsck -fpDC0 <デバイス名>
tune2fsで変換してe2fsckで整合性のチェック、だったかな。
・/etc/fstabを修正
ext3だった箇所をext4に変更
 
再起動すればext4になるはず。 

・Trim有効にする
/etc/fstabを編集して、該当するデバイスのオプションにdiscardを追加

(5) バッテリーの充電設定
バッテリー充電の下限、上限を決める設定
・以下のパッケージをインストール
tp-smapi-dkms hdapsd sysfsutils
・ /etc/modulesに以下の記述を追加
tp-smapi 
・/etc/sysfs.confに以下の記述を追加
devices/platform/smapi/BAT0/start_charge_thresh = 30
devices/platform/smapi/BAT0/stop_charge_thresh = 95
start_charge_threshが充電を開始するバッテリ残量(%)。
stop_charge_threshが充電を終了するバッテリ残量(%)。
 
(ひょっとしたらmodprobe tp-smapiとコマンド打っておく必要が有るかもしれない) 
これでバッテリーにやさしい環境の出来上がり(笑) 
 
(6) Caps LockをCTRLに設定
Caps Lock不要なのでCTRLに割り当てる
/etc/default/keyboardのXKBOPTIONSにctrl:nocapsを追加
(ctrlキーとswapさせたい場合はctrl:swapcaps) 

(7) Beep黙らせる
/etc/modprobe.d/pcspkr.confを新規作成。以下の記述をいれる
blacklist pcspkr
 
他にもあったかもしれないけど、思い出したら追記する予定。